お口の健康を守るために☆ - スタッフブログ

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2018/09/03
お口の健康を守るために☆

こんにちは、衛生士の山下です。
 先日食育に関するセミナーを受講してきました。
食育に関連した歯科の保健目標として8020運動(80歳までに20本の歯を残す)という目標は
ご存知の方は多いかもしれません。以下の運動はご存知でしょうか?
 
噛ミング30(カミングサンマル)
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一口30回以上かむことを目標とする、という運動です。
近年は、昔に比べむし歯は減ってきているが、口呼吸や噛めないお子さんが増えている傾向です。
噛む機能が少ないとお口周りの筋肉が鍛えられず顎の発育不足につながり、歯並びにも大きく影響します。
よく噛むと唾液の分泌が増え、口の中をきれいにしてくれます。
唾液が歯の再石灰化を促進し、細菌を減らし、むし歯や歯周病を防いでくれます。
 顎の筋肉の働きで脳への血流が良くなり、脳の細胞を活性化します。
よく噛むことはお子さんの脳の発達を促し、高齢者では認知症の予防になります。
食育というと子どもだけのもの?また、何を食べるか?という事に重点を置いているのかと思っていましたが、
・食習慣(ダラダラ食べやおやつの取りすぎなど)
・生活習慣病(糖尿病と歯周病とは密接に関連しているといわれており、歯周病の治療をすると糖尿病も改善傾向に)
など・・・
まず根本的な食べるための姿勢がどの年代でも健康と密接に関係しているんですね。
このブログでも食事の面から皆様の身体と歯の健康をサポートするためのアドバイスを発信させて頂けたらと思っております!

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