こんにちは、衛生士の中村です^_^
今回は、歯ブラシと一緒に使ってほしいフロスのやり方についてお話ししたいと思います。
フロスには、
①ホルダータイプ
②ロールタイプ の2種類あります。
①ホルダータイプのものは、ホルダーにフロスがつ
いてるものになるので、そのフロスの部分を歯と
歯の隙間にまっすぐ当て、ゆっくり横に動かしな
がら歯と歯の間に入れていきます。上から下へフ
ロスを通すだけでは汚れはとりきれないので、必
ず隣り合う歯の両方の面を磨くようにしてくださ
い。その後ゆっくり横に動かしながら取り出しま
す。
②ロールタイプのものは、フロスを40センチくら
いに切ります。両手の間隔が10センチくらいにな
るように左右の中指に2〜3回巻きつけ、そのフ
ロスを両手の親指と人差し指でつまんで、ピンと
張るようにします。ピンとはっている部分の長さ
は2〜3センチくらいにするとやりやすいです。
この状態で、歯と歯の間に通していきます。ゆっ
くり前後に動かし、歯の根元まで入ったら、歯に
沿わせるように上下に動かし、磨いていきます。
こちらも、隣り合った歯の両方の面を磨いてい
き、横にゆっくり動かしながら取り出します。
どちらのタイプも慣れるまで少し難しいかもしれ
ませんが、効果はとても高いので、まずは鏡をみ
ながらやってみて下さい。
フロスには、歯ブラシでは届かない歯と歯の間の
汚れ、歯と歯茎の間の汚れをとるという役割があ
ります。汚れをとることで、虫歯だけでなく歯周
病や口臭の予防の改善につながります。
また、フロスをした時に引っかかったり切れたり
する場所には、虫歯や詰め物の不具合が生じてい
る可能性があったり、歯茎から出血した場合は歯
周病の可能性もあるので、一度歯科で診てもらう
ことをおすすめします( ∩ˇωˇ∩)