院長の小川です。 歯科疾患は、症状がなくても進行してしまう病気です。 そのために終わっても定期的な健診が必要なんです。 今回は、高齢者の歯科受診がいい影響が出たので報告いたします。 後期高齢者(75歳以上)の歯科受診には、全身疾患による入院発生の予防効果があることが発表されたそうなんです。 北海道に住む後期高齢者約80万人分のレセプト情報を分析し、後期高齢者の歯科受診は肺炎や脳卒中発作、尿路感染症といった全身疾患による急性期の入院発生に対して予防効果があることを明らかにしたのである。 「オーラルヘルスケアは、健康長寿、サクセスフル・エイジングのための要である」と言っても過言ではないだろう。 2022年の高齢者(65歳以上)の総人口に占める割合を比較すると、日本(29.1％)は世界で最も高い。内、後期高齢者は1937万人(総人口の15.5%)である。 一般に、超高齢社会の今、老いを自覚すると主観的幸福感が下がり、精神的健康が悪くなると言われているが、老いの自覚が高くても低くても、希望を持って"老いを受容すること" は、精神的健康に良い影響を与えるそうです。 ぜひ、ぜひとも定期的な健診にいらして幸福感を上げて貰いたいものです。 宜しくお願いいたします。
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