妊娠性歯肉炎 - スタッフブログ

スタッフブログ

2024/01/30
妊娠性歯肉炎

こんにちは、衛生士の中村です^ ^

今回は、最近受診が多くみられる、妊婦さんについてです。

IMG_3801.JPG

いきなりですが、妊娠中の方、
歯ぐきが腫れたり歯磨きしていて、出血することはありませんか?

妊娠時にはエストロゲンという女性ホルモンが多量に分泌され、その女性ホルモンを大好物とする歯周病菌が増殖し、歯ぐきの腫れや出血が起こりやすくなります。
これを「妊娠性歯肉炎」といいます。

妊婦さんは赤ちゃんを育てる過程で、身体に様々な変化がおきてきます。
その中で、口腔内にも影響が起こるのかと疑問に感じる方も多いのではないでしょうか? 実はあるんです!! まず、 ①唾液の量  妊娠中は唾液の量が低下し、口腔内が乾燥することで細菌が繁殖し歯肉炎が起こりやすくなります。 ②つわり  つわりによる吐き気で歯磨きがしっかり行えなくなり、歯肉炎が起こりやすくなります。 ③食生活  味覚が変化し、栄養バランスが乱れ、間食回数が増えていき、口腔内細菌が繁殖しやすくなり歯肉炎が起こりやすくなります。 妊娠中こそ、適切なホームケアで自身の健康やお腹にいる赤ちゃんの健康を守っていけるよう、歯科医院での健診やクリーニングをおすすめします(✿︎´ ꒳ ` )

月別アーカイブ