院長の小川です。 今回は、歯を一生涯守っていくにはどんなことが必要なのかお示しします。 歯を生涯健康に保つためには、以下のポイントに注意することが重要です。 毎日のセルフケア: 歯ブラシを毎日2回以上行いましょう。しかし、歯ブラシだけでは磨き残しがあることがあります。歯と歯の間や奥歯の奥の面は磨きにくい部分です。歯ブラシに加えて、歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助道具を使って「歯ブラシ+αのケア」を行いましょう1。 歯科医師または歯科衛生士によるプロフェッショナルケアも大切です。定期的なチェックアップを受けて、歯の健康を維持しましょう。 歯周病予防: 歯周病は全身の健康と密接に関連しています。糖尿病や心臓血管疾患、低体重児出産などとも関連があります。歯周病を予防するために、水流洗浄やタフトブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスなどを活用しましょう。 水流洗浄の効果: 歯ブラシ後に水流洗浄を行うことで、歯と歯の間や歯と歯ぐきの間の汚れを強力な水流で洗い流すことができます。特に歯並びの悪い方や歯科矯正治療中の方に有効です。 毎日の使用を継続し、無理のない範囲で取り入れましょう。 注意が必要な方々: 歯ぐきの下がりが気になる方や腫れがある方は、特に注意が必要です。歯周病の治療を終えた方も、ていねいなケアを続けてください。 年齢を重ねると唾液量が減少し、口腔内の自浄作用が低下します。年配の方も歯の健康に注意しましょう。 歯の健康を保つことは、全身の健康を得る上でも非常に重要です。 宜しくお願いいたします。