
院長の小川です。
今回のテーマは、虫歯が人にうつるのかのお話です。
新潟大学大学院 医歯学総合研究科 予防歯科学分野 小川祐司 教授は、「菌が必ずしもいるからといって絶対に虫歯が発症するってわけではないです。大事なことは虫歯の菌がより発症しにくくするようなお口の中の状態を作っていく事が大切だと言っております。
そして、主な虫歯予防のポイントは2つあるそうで。
1)砂糖を過剰に摂取しないこと
2)正しく歯を磨くことでだそうです。
皆さんは歯を正しく磨けていますかでしょうか。
口の中で汚れが溜まりやすいのが歯の表面と、歯と歯茎の間、そして歯と歯の間です。
磨き方のコツとしましては、歯の溝のところですけれども、これは歯ブラシを上から当てて下さい。 次に歯と歯茎の境目は、歯の面に直角に当てるよりも少し斜めにしていただいた方が、歯ブラシの毛先が歯茎との間に入ります。
歯と歯の間はフロスや歯間ブラシを使って頂いた方が良いです。
フロスを入れるときも、この糸が歯と歯の間のところに直角に入れて下さい。
続いては、歯磨き粉の選び方と正しいうがいの方法です。 歯磨き粉はフッ素の量がポイント。
フッ素配合濃度が1000ppm以上のものや『高濃度』とかかれたものが虫歯予防の効果が期待できるということです。 そして、うがいはやりすぎないことがポイントです。
歯を磨いた後はちょっと吐き出すくらいの方が良いです。
どうしてもうがいしたいときはほんの少しのお水で1回うがいをして下さい。
ところで、『子どもの虫歯は親と共有した食器などを介してうつる』という話、聞いたことありませんか? 日本口腔衛生学会は去年『科学的根拠は必ずしも強いものではない』との見解を示しているんです。 新潟大学の小川祐司 教授も過剰に神経質になりすぎる必要ないとした上で、大切なのは、親の口内環境だと指摘します。
親が虫歯の治療をたくさんした経験がある場合には、自分の口の中に虫歯の菌が高くいる可能性があるそうです。その場合には、子どもとのそのスキンシップの中で、その菌が子供にうつってしまう可能性は高いかもしれないそうです。
小川教授によりますと、食器やスキンシップなどで子どもの口の中に菌が入ってしまっても必ず虫歯になるということではなく、菌や歯の状況、食事などが重なって虫歯になるということです。
ですから子どもとは適度なスキンシップをとりながら、食べ物の好みが決まる3歳ころまで甘いものを与えすぎないことや、正しい歯の磨き方をして、親の口内環境を整えることで虫歯予防につながるということだそうです。
いかがでしたでしょうか。
歯ブラシをしない方は、いないと思います。
しかし、その磨き型で磨き残しが無いかチェックが必要なんです。
それは定期的な歯科医院での通院です。
宜しくお願いいたします。