人間の老化は「44歳頃」と「60歳頃」の2回に分けて劇的に進むと判明 - スタッフブログ

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2024/09/02
人間の老化は「44歳頃」と「60歳頃」の2回に分けて劇的に進むと判明

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院長の小川です。 今回は、老化について興味深い研究結果が出たのでご紹介致します。 人は年を取るとしわが増えたり、体の節々に痛みを感じたり、突然体の具合がよくなくなったりすることで老いを実感します。 スタンフォード大学の研究チームが、「人間は一定の割合で徐々に老いるのではなく、人生で急激に老化が進むポイントが2回存在する」という研究結果を発表しました。 実験には25歳から75歳までの108人が参加しました。参加者は1~7年間にわたり、数カ月ごとに血液・便・皮膚・口腔・鼻腔のサンプルを提供しました。研究チームは提供されたサンプルから13万5000種類のRNAやタンパク質、代謝物、細菌、ウイルス、真菌などを分析し、これらの分子や微生物の量がどのように変化するかを追跡しました。 その結果、研究チームはほとんどの分子や微生物の量が緩やかに変化するのではなく、特定の年齢で大きく変動することを発見しました。特に顕著な変化は44歳頃と60歳頃に集中して起こることも判明しました。 その結果、研究チームはほとんどの分子や微生物の量が緩やかに変化するのではなく、特定の年齢で大きく変動することを発見しました。特に顕著な変化は44歳頃と60歳頃に集中して起こることも判明しました。 研究チームによると、44歳頃ではカフェイン、アルコール、脂質の代謝や心血管疾患に関連する分子の量に大きな変化が見られたとのこと。また、60歳頃には免疫、炭水化物代謝、腎機能に関わる分子の量に変化が現れました。さらに、皮膚や筋肉の加齢に関連する分子については、44歳頃と60歳頃の両方で変化が観察されました。 スタンフォード大学の遺伝学者であるマイケル・スナイダー教授は「私たちは徐々に変化しているのではありません。非常に劇的な変化を経験するのです。特に40代半ばと60代前半はどの種類の分子でも大きな変化が見られます」とコメントしています。 スナイダー教授は「私は、まだ健康なうちに生活習慣を調整するべきだと強く信じています」と述べ、研究結果に基づいた予防的な健康管理の重要性を強調しました。 歯科疾患の方でみてみると、歯周病患者が最も多い年代は55~64歳の方です。 65歳以降は減少傾向にあり、歯を失うリスクが高まる年齢層で増えていきます。 さらに厚生労働省が実施した調査(※1)では、進行した歯周病を有する者(4mm以上の歯周ポケットを有する者)の割合が、15~24歳で17.6%、25~34歳で32.4%、35~44歳では42.6%という結果が出ていることも事実だそうです。 この研究結果から、40歳台からの身体も含めたケアーが大事そうですね。 健診を持続的に行うことが必要ですね。 ご来院をお待ちしております。

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