院長の小川です。 今回は、歯ブラシにまつわるお話です。 この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 長い間、同じ歯ブラシを使って歯を磨くことは、口腔内の健康を損なうことにもつながる。微生物の研究者が詳しく説明する。 「少なくとも1日2回は歯を磨きましょう」。よく言われるこれには、誰もが同意するだろう。だが、「どんなブラシでも良い」わけではない。1日の歯磨き回数をきちんと守っている人には、もう一つ覚えておいてもらいたいことがある。歯を磨く道具、すなわち歯ブラシの清潔さだ。専門家は、歯ブラシは電動のものであれ何であれ、大人も子どもも最低、3ヶ月ごとに交換する必要があるという。3ヶ月を超えてしまうと、歯ブラシの効果は薄れ、衛生状態も怪しくなる。さらに人によっては1ヶ月でも交換が必要なケースもあります。 細菌と虫歯 歯磨きの回数が十分でないことによるリスクはもちろんあるが、同時に、歯磨きの質の問題も存在する。微生物学の研究者であり、マルセイユ公立総合病院修復歯科学課の責任者、エロディ・テレールは、「歯磨きには、歯磨き粉による化学的な作用と、ブラッシングするという力学的な作用がある」と説明する。「歯ブラシが磨耗してしまうことで、歯を磨くという本来の機能が失われ、歯石や歯垢がきちんと除去されなくなり、細菌が増殖し、虫歯の発生を促すことになります」 こうした状況を避けるためには、推奨される3ヶ月の期間を過ぎていなくても、ナイロンの毛先が広がってきたり、ブラシの摩耗に気がついたら、迷わずすぐに歯ブラシを交換すべきだ。古いブラシはきちんとブラッシングできないだけでなく、歯茎を傷つける可能性もある。「単なる出血だけでなく、粘膜の層の剥離のような深刻なケースもあります」とテレールは警告する。 歯ブラシの手入れ 歯ブラシは定期的に交換するだけでなく、すぐにブラシが傷んでしまうことを防ぐためには、ブラシの手入れも必要だ。まずは、毎回の歯磨きの後には、お湯でしっかりと数秒間すすぐこと。気になる人は、市販されている歯ブラシ専用の除菌剤を使っても良い。「ブラシを長時間濡れたままにしておくと、細菌が増殖してしまいます」とテレールは言う。そのため、使用後は極力、すぐに容器には入れずにきちんと乾かそう。 もし歯ブラシが床に落ちてしまったら? 「捨てるべき」と彼女は助言する。地面の細菌が歯ブラシを介して口に入らないようにするためだ。旅行後の歯ブラシについても、同様のことが言える。馴染みのない環境での細菌が付着、増殖している可能性があるので、歯ブラシは替えるほうが良さそうだ。 如何でしょうか? 歯ブラシの交換時期は、適切でしょう。 宜しくお願いします。