院長の小川です。 今回のテーマは、歯が無くなった後のホローをしっかりした方が、寿命に関わる事が証明されましたのでご紹介致します。 入れ歯、ブリッジ、インプラントなどの歯科補綴物を継続して使用していた高齢者は、使用していなかった高齢者と比べて、死亡リスクが低いことが明らかになった(東京科学大学)。これまで歯の喪失が高齢者の死亡リスクを高めるという報告は多々あったが、歯科補綴物の使用が死亡リスクを軽減するかどうかについての検証は不十分だった。本研究では、「日本老年学的評価研究(JAGES)」の調査に参加した高齢者約4.8万人のデータを分析し、歯科補綴物の使用状況だけでなく、追跡期間中に変化する歯の本数や健康状態などの背景要因も考慮して検証した。 本研究は、未曾有の超高齢社会到来の日本において、全身の健康や生活の質の向上における歯科医療の重要性を教示し、また、高齢者の"いのち"の延伸に寄与する知見である。 自然科学・人文科学・社会科学等を問わず、これまで自明とされていることについて、疑問を呈し再検証することの大切さをあらためて思う。今回の知見も、あまねく多くの方々に周知してもらうことを願わずにはいられない。 ⚫️ 本成果は、6月6日付(米国東部時間)付で「Journal of Prosthetic Dentistry」誌に掲載された。 【論文名】Dental prosthesis use and mortality: A time-varying exposure analysis with machine learning如何でしょうか。 残念ながら、自分の歯を無くした人は治療をする事をおすすめします。