院長の小川です。 今回は、入れ歯の不具合についてご説明致します。 入れ歯の不具合は、痛み・違和感・外れやすさ・発音障害などを引き起こし、放置すると口腔や全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。歯科医院での調整や作り直しがとっても重要です。 以下に、入れ歯の不具合に関する主な原因・症状・対処法を詳しく解説します。 🦷 入れ歯の不具合の主な原因 - 顎の骨や歯茎の変化:加齢や歯の喪失により骨が痩せ、入れ歯が合わなくなる。 - 入れ歯の摩耗・劣化:長期間使用で人工歯がすり減り、噛み合わせが悪化。 - 噛み合わせの変化:残っている歯の移動や抜歯により、入れ歯の位置がズレる。 - 製作時の精度不足:型取りや技工の精度が低いと、最初から合わないことも。 - 清掃不足や変形:汚れや熱湯消毒による変形でフィット感が低下。 よくある不具合の症状 - 噛むと痛い:圧力が特定部位に集中し、歯茎に炎症や潰瘍ができる。 - 外れやすい・動く:吸着力が弱まり、会話や食事中にズレる。 - 吐き気・異物感:特に上顎の入れ歯が喉を刺激して嘔吐反射を起こす。 - 発音障害:空気漏れや舌の動きの妨げにより、サ行・タ行が発音しづらくなる。 - 肩こり・頭痛:無意識の噛み締めで顎や筋肉に負担がかかる。 🛠️ 対処法と改善策 - 歯科医院での調整:痛みやズレがある場合は、早めに専門医に相談。 - リライン(裏打ち)や作り直し:顎の変化に合わせて入れ歯の内面を補正。 - 入れ歯安定剤の使用:一時的に安定させる手段として有効。 - 清掃とメンテナンス:専用ブラシや洗浄剤で清潔を保つ。 - 定期健診の受診:半年〜1年ごとのチェックで不具合を早期発見。 🚨 放置すると起こるリスク - 歯茎や顎の骨が痩せる:入れ歯の圧力で骨が吸収され、さらに合わなくなる。 - 口内炎・感染症:粘膜が傷つき、細菌感染のリスクが高まる。 - 咀嚼力低下・栄養不足:食べづらさから偏食になり、消化不良や栄養障害を招く。 - 会話のストレス・社会的影響:発音障害で人との交流が億劫になることも。 入れ歯に違和感がある場合は「慣れ」の問題とせず、早めに歯科医院での診察を受けることが大切です。必要に応じて調整や作り直しを行うことで、快適な口腔環境を保てます。 宜しくお願いします。