院長の小川です。
今回もとっても興味深いテーマをご紹介致します。 咀嚼困難・むせ・口腔乾燥を有する高齢者ではがん・循環器疾患・呼吸器疾患・神経疾患による死亡リスクが1.15〜2.84倍高いことが判明した(東北大学)。本研究は、65歳以上の高齢者約4万4千人を対象とした7年以上の追跡データを分析した結果である。この知見により、口腔機能が低下していると、栄養状態の悪化や誤嚥性肺炎のリスク上昇などにより、特定の疾患を有する人において、死亡リスクをさらに上昇させることが教唆された。 また、同じく東北大学の研究で、義歯(入れ歯)を毎日清掃していない高齢者は、義歯の手入れを毎日行っている方と比べて、死亡リスクが1.18倍高かったことも判明した。65歳以上の義歯を使っている高齢者約4万5千人を対象とした6年以上の追跡データの結果である。本研究から、義歯の使用は口腔機能の維持に不可欠であるが、適切に手入れを行っていないと、肺炎などにより死亡リスクの上昇につながることが教唆された。生きていく上で、口腔ケアの重要性はいくら強調してもしすぎることはない。かかりつけ歯科医を持ち、口腔ケアを丹念にする方は、生存率が高い。オーラルヘルス(口腔の健康)は"命の源"でもある。 私たち歯科医療者は、オーラルヘルスとの関連で "いのち"を考えている。患者さんと共に歩むオーラルヘルスの追求は 、"いのちへの愛の心"に他ならないと、語っております。 まさにその通りだと思います。 当医院は、歯を治す事で健康になってもらい、そして寿命を伸ばして頂く手助けをしていきたいです。 本年も宜しくお願い申し上げ🐴🎍