歯周治療で心筋梗塞リスクが下がる理由 - スタッフブログ

スタッフブログ

2026/08/24
歯周治療で心筋梗塞リスクが下がる理由

effect_03.png

院長の小川です。
今回も口腔ケアの重要性についてお話致します。

結論として、歯周治療をすると、血管の炎症が鎮まり、動脈硬化の進行が止まり、血栓ができにくくなるため、心筋梗塞のリスクが確実に下がる。
これは"口の中だけの改善"ではなく、全身の炎症を下げる治療だからです。
歯周治療で心筋梗塞リスクが下がる理由(重要ポイントだけ)
1. 血管の炎症が減る(CRPが下がる)歯周病は慢性炎症によりCRP(C反応性タンパク)を上昇させるCRP高値は心筋梗塞の独立した危険因子歯周治療後、CRPが有意に低下する研究が多数
→ 血管の炎症が鎮まり、動脈硬化の進行が止まります

2. 血管内皮機能が改善する(血管が若返る)Pg菌などの歯周病菌は血管内皮のNO産生を阻害歯周治療で細菌負荷が減ると、
→ 血管が柔らかくなり、拡張しやすくなる内皮機能改善は心筋梗塞予防に直結

3. 動脈硬化プラークが安定化する歯周病菌はプラーク内部に侵入し、炎症で"ふた"を薄くする歯周治療で菌血症が減ると、
→ プラーク内部の炎症が鎮まり、破裂しにくくなるプラーク破裂は心筋梗塞の最も典型的な発症機序
→ 破裂しなければ心筋梗塞は起きない

4. 血栓ができにくくなるPg菌の毒素(ジンジパイン)は血小板を凝集させる歯周治療で細菌が減ると、
→ 血小板の過剰凝集が抑えられる冠動脈での急性血栓形成が起こりにくくなる

5. 糖尿病が改善し、心血管リスクが二重に下がる歯周治療でHbA1cが平均0.4〜0.6%改善糖尿病改善は心筋梗塞リスクを大きく下げる
→ 歯周治療は"心臓の治療"でもある

皆様お分かりでしょうか。
お口の中の健康は、とっても大切なんですよ。
宜しくお願いします。

月別アーカイブ